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オイルレザーその2

どうも、澤井です。
今日は朝からしとしと雨降ってますね。
ちょうど芝生の水やりをやろうと思ってたので助かりました。
明日は気温が16℃だそうです。体調管理気をつけましょう!
さて、今日は前回書きましたオイルレザーの続きです。
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前回分からない言葉が出てきたと思いますので、説明していきます。
まずは「なめす」です。
漢字で書くと「鞣す」と書きます。
漢字のとおり、革を柔する行程のことです。
皮をそのままにしておくと腐ってしまったり、乾燥して硬くなってしまいます。
漢字では、なめす前のものを「皮」、なめされたものを「革」と表現しています。
なめしの方法には「タンニンなめし」、「クロムなめし」の2種類があります。
「クロムなめし」は化学薬品を使用した近代的な加工方法で約100年程前から始まったそうです。
3日〜5日程で仕上がるので、現在の革の約8割がこの方法でなめされています。
特徴としては、ソフトでしなやかな風合いがあります。
「タンニンなめし」は太古のむかしから行なわれていた伝統的な加工方法で、
植物の樹皮から抽出したタンニン(渋)を含んだ溶液でじっくりなめす加工方法です。
25日〜3ヶ月ほど仕上がるまでに時間が掛かります。
特徴は収縮が少なく、使うほどになじみ、深い色合いに変化していきます。
BRUCHのオイルレザーはこちらのタンニンなめしで仕上げてるので、
使い込むほど良い色相に変化していくというわけです。
では今日は「なめし」について説明しました。
まだまだ「革」は奥が深いので次回にします。
ではみなさん風邪には気をつけてくださいねー。... [続きをよむ]